2011年05月11日

花街のをどり

確実に舞妓さんを観ることができるイベントの一つが、各花街の「をどり」です。普段なかなか見ることのできない、たくさんの芸舞妓さんたちの舞う姿を気軽に楽しむことができます。
内容もエンターテイメント性が高いので、古典芸能になじみのない人でも見やすいのではないでしょうか。

花街によって、舞台の内容や雰囲気も異なるので、違う「をどり」にいくつか訪れてみるのもおもしろいです。それぞれ微妙に会期が異なっているので遠方だと大変ですが、春のをどりの時期なら上手く日程を合わせると2カ所は行けますよ。

 上七軒  北野をどり →管理人のブログ記事
 祇園甲部 都をどり  →管理人のブログ記事
 宮川町  京おどり  →管理人のブログ記事
 先斗町  鴨川をどり →管理人のブログ記事
 祇園東  祇園をどり

 ※会期の早い順に並んでいます

いずれの「をどり」でも芸舞妓さんによるお茶席が併設されています。舞台よりも近くで芸舞妓さんを見ることができますので、こちらもおすすめです。お茶券付きの観覧席を購入すれば入場できます。

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都をどり

黒紋付きの正装でお茶を点てる芸妓さん。芸妓さんがお茶を点て、舞妓さんが運ぶという組み合わせが多いですが、街ごと、またその年ごとによっても違うようです。
※お茶席の撮影が不可の花街もあります。また舞台の撮影はいずれの花街も不可です。

なお、お茶は全員が芸妓さんの点てたお茶をいただけるわけではありません。芸妓さんの点てたお茶はご贔屓のお客さんなど客席の一部に運ばれるだけで、その他一般のお客さんには裏で点てられたお茶をお運びのお姉さん方が一斉に配ります。

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都をどり

お茶と一緒にいただくおまんじゅう。各街ごとにお店が異なります。おまんじゅうの載ったお皿は持ち帰れるのでお土産に。お皿も街ごとに違い、また同じ街でも色違いがあったりするので集めるのが楽しいです。
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上二つは都をどりのお皿の色違いです。

売店には、他各街ごとにいろいろと趣向を凝らしたお土産が売られています。そんな中、どの街でも共通に売られていて押さえておきたいのはパンフレットですね。
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当日の演目が写真付きで紹介されていますし、出演する芸舞妓さんの名前と顔が一覧になっているので、これを見れば出演する芸舞妓さんが一目瞭然です。
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合間合間に入っている企業広告にも芸舞妓さんたちが出ていたりして、ちょっとした写真集のようにも楽しめます。舞台の前に見ておけば、舞台内容の予習にもなるのでより舞台がわかりやすくなりますよ。

舞台そのものはもちろん、会場である歌舞練場、また街の雰囲気もそれぞれ花街ごとに異なります。舞台の前後には街をぶらりとするのもおもしろいです。時間帯によっては、楽屋に向かう芸舞妓さんの姿を見かけることもあります。そんなところは「をどり」の時期ならではの風景ですね。

客席やロビーでは、お客さんを案内するお茶屋の女将さんとおぼしき人の姿や、時にはお客さんに連れられた他の花街の芸舞妓さんを見かけることもあります。街全体、至る所で普段触れることのない花街の空気に触れられる絶好の機会とも言えますね。花街に興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。本当におすすめです。

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祇園甲部歌舞練場にて。
他の街の舞妓さんたちが観に来ていました。



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2011年05月04日

花かざりの心「舞妓物語」−振り袖に似合う髪飾り−

京都の風情ある風景をバックに、舞妓さんをモデルにして撮影された和装ヘアアクセサリーのカタログ本です。

紹介されている髪飾りは、伝統的なつまみ細工をあしらったものから、リボンや組紐を用いたもの、オーガンジーを用いた現代的な雰囲気のものなど、振袖に似合うように作られた様々なタイプのものが多数。舞妓さんが普段に付ける「花かんざし」とは違うので、一般の人が普通に和装で使えるようなデザインです。

モデルは宮川町の舞妓さん(当時)、ふく彩さん、ふく唯さん、とし彩さんの3人。白塗りではなく普通の肌色メイクに、髪も日本髪ではなくモダンなアップスタイル。着物もだらりの帯の舞妓衣装ではなく一般的な振袖をまとっています。

モデルの舞妓さんたちを紹介するページとして舞妓姿の写真もありますが、数ページなので「舞妓さん」の写真集と言えるほどではありません。(そもそもの目的がそこではない本なので。)なので「舞妓さん」の写真をたくさんみたい人にはおすすめではありません。ただ、「舞妓さん」のこういう姿はなかなか見られないので、そう言う意味ではとてもおもしろい、めずらしい本だなと思います。

白塗りではない着物姿は舞妓姿とはまた違う、若い女の子の着物姿という感じでかわいらしいです。髪型は現代的なアップスタイルながら、決して奇抜ではなく上品にまとまっていて、全体にとても品のよい振袖姿になっています。モデルの舞妓さんたちが着物に慣れていて、表情の作り方やポージングなど、その姿が板に付いているところも大きいのでしょうね。

しっとりと美しい京都の街。(エリア的には東山周辺でしょうか。ねねの道や石塀小路、長楽館など)若いながら着物に慣れ親しんでいるモデルさんによる振袖姿。「舞妓さん」写真集としてみるとどうしても物足りない内容ではありますが、振袖姿やそれに似合う髪型、髪飾りを見たい人にとってはそれだけで楽しめる本です。もちろん、モデルの舞妓さん自身のファンなら「買い」な内容ですよね。








花かざりの心「舞妓物語」 振り袖に似合う髪飾り




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