2009年12月17日

遊廓−明治フラッシュバック

明治から昭和の初期にかけて写された遊郭の写真を集めた本です。

東京の吉原と京都の嶋原を中心に、他長崎や横浜など数カ所の遊郭の写真がおさめられています。主にお土産用(?)のポストカードとして販売されていたもののようです。

当然ながら白黒写真なのですが、当時の写真によくある「モノクロ写真に色をつけてカラーになっているもの」が何点もあり、なかなか華やかです。当時の建物の様子、花魁・太夫の衣装や髪型がよく分かります。花魁と太夫の衣装、それぞれの街の禿の衣装などを見比べてもおもしろいと思います。

ただ、どう見ても風俗的に京都の嶋原っぽいものが一部吉原と紹介されていたりもするので、時々混乱します。衣装や髪型の資料として見る場合は、そのまま鵜呑みにしないで、他の資料も併せて調べる必要がありそうです。

いずれにしても、かなりまとまった写真資料が見られる本なので、文章ではわかりにくいイメージを補うことができます。時代劇とは違った、リアルな姿を見ることのできる1冊です。



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タグ:吉原 島原
posted by ぷにすけ | TrackBack(0) | 遊廓についての本