2009年12月15日

舞妓の髪型−京・先斗町

石原哲男さんによる舞妓さんの髪型本の、いわば旧バージョンです。先斗町の舞妓さんをモデルに、舞妓さんの髪型を紹介しています。

内容的には舞妓さんの髪型、結髪方法、お化粧や着付けの仕方と、新バージョンと同じような感じですが、残念ながら情報量は新バージョンのほうが格段に多いです。
※この本の内容が薄いわけではなく、新バージョンがあまりにすごすぎる

写真が充実していますので、資料集としてだけでなく写真集としても十分見応えがあります。当時の先斗町の舞妓さんの姿を見たい人はぜひ。

今から十年以上前に出された本でどうも絶版らしいので、一般書店での購入は難しいかと思います。購入なら古書店になりそうですね。閲覧は図書館でできると思いますので、ぜひチェックしてみてください。



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タグ:先斗町
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2009年12月12日

日本髪の世界【舞妓の髪型編】

結髪師、石原哲男さんの本です。先斗町の舞妓さんをモデルに、舞妓さんの髪型を紹介しています。

大判サイズフルカラーの紙面に、髪型の紹介だけにとどまらず結髪の手順まで詳細に書かれ、さらにはDVD付き。「紙面と映像で伝える結髪テクニックの集大成」の言葉通り、結髪の教本のような仕上がりになっています。

結髪以外にも、舞妓さんのお化粧や着付けの手順、12ヶ月の花かんざし、さらには鹿の子止めやぽっちりのコレクションも多数紹介されていて、舞妓さんの装いに関する多くの資料がこの一冊に詰まっています。五花街それぞれの、お座敷風景や行事の写真も掲載されていますし、資料集としても写真集としても存分に楽しめる一冊です。

一般書店では販売されていない本で、値段もお高いですが、花街文化や日本髪に興味のある方にとっては決して損な内容ではないと思います。


※購入は「日本髪資料館」で直接。通販も可のようです。
 サイズ:B4判変形
 本文:168ページ
 価格:\10,000

 詳しくは「日本髪の世界」サイトをぜひ
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2009年12月08日

京・嶋原太夫―太夫・髪型の世界

京都で最も古い花街島原の、太夫の髪型を紹介した本です。舞妓より遙かに多い、23種類の髪型が写真で紹介されています。

オールカラーで、正面・後ろ・横と、いろいろな角度から撮影されていますので、それぞれの髪型の違いが分かりやすいです。正直、正面からだけだと豪華なかんざしに隠れてしまって、違いがよく分からない髪型もありますから。髪型だけでなく、それを飾る簪や、太夫たちの身につけている衣装にも注目です。

髪型の他、結髪方法やお化粧の仕方、輪違屋の内部や太夫道中なども紹介されています。華やかな餅つき風景も、今や貴重な写真です。

島原太夫の髪型を知るのはもちろん、太夫の写真集としても楽しめます。島原の太夫さんに興味のある方は必見の本です。



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タグ:島原
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2009年12月03日

日本の女性風俗史

昭和6年から8年に渡って京都で実施された「染織祭」が、宮崎友禅生誕330年を記念して、昭和59年に復活された際の図録です。

古墳時代から江戸時代までの、その時代を代表する装束が再現されています。一見「時代祭」と同じように見えますが、全てが女性、且つ為政者側ばかりでなく、町方の人達も含まれていることが大きな違いです。

絵巻物や浮世絵に残された、当時の人々の衣装を見事に再現しているのは驚きです。そして、これらの衣装や髪型をきちんと再現できる技術がある京都という街のすごさを、再認識させられます。

本来は大判サイズで出版されたこの本ですが、現在購入可能なのはお手軽な文庫版。値段やサイズ的には、手元に置くのにちょうどいいかもしれません。

でも、衣装の細かなところまで見ることができる大判も必見!ぜひ図書館で探して、一度見てみてください。(購入は古書店になると思います。)



※大判サイズもチェック
写真でみる日本の女性風俗史―京都染織まつり記念図録 (1985年)

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2009年09月27日

黒髪の文化史

飛鳥・奈良時代から明治時代までの、日本髪の変遷について書かれた本です。

男性の髪型についてもふれられていますが、やはりメインは女性。大陸文化の影響で髪を結い上げていた古代、髪を長く下ろすようになった平安時代以降のおすべらかしの変遷、やがていわゆる「日本髪」の原型が現れ、それらも時代によって流行が変化し‥、と時代を追う形でとてもわかりやすく書かれています。

内容は文章メインですが、髪型のイラストもその都度載っていますので問題ありません。写真の載っている本を別に見ると、よりイメージが補えるかもしれませんね。

変遷とは別項で、宮廷女官、大奥女中、京舞妓の髪型もそれぞれ紹介されています。こちらもとてもおもしろいです。



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